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2019年07月20日

気象病 (頭痛、肩こり、めまい耳鳴り、関節痛)

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近年、天候病・天気痛という症状が人間の身体が気候に影響を受けるメカニズムの研究が進められています。特に低気圧によって、一時的に、耳閉感や耳鳴り、めまいが悪化することが多く、季節の変わり目や、梅雨など、天候が不安定な時期ほど、同じような症状を主訴に来院する患者さんが急増します。さて、私達は、寒いと腰痛が悪化したり、天気が悪いと頭痛がしたり、雨の降り初めに関節が痛んだり、身体が気温や湿度、気圧に影響を受けるという状況を多く経験します。特に内耳の聴覚器や三半規管は気圧差の影響を受けやすく、耳鳴り耳閉感、めまいが誘発される要因にもなります。天候だけでなく、飛行機に乗った時やエレベーターで急上昇した時なども同様です。ここでは気圧と関連する症状を解説します。



気圧とは何か
私たちの身体は地球上で生活している限り、空気の層(大気)による圧力を受け続けています。大気は地熱や偏西風などの影響を受けて局地的な気圧差を生じ、「軽い空気」と「重い空気」が形成されます。これが「低気圧」「高気圧」となります。

気象病は様々な気候変動で起こりますが、特に急激に気圧が下がる時に症状が出やすいと言えます。

「気圧」と「血流」と「むくみ」の関係
血液循環とは、酸素や栄養を含んだ血液が身体の隅々まで送られ、老廃物を回収して心臓に戻る一連の流れの事ですが、血流は血管内圧の影響を常に受けています。

高気圧では空気が重くなり、身体にかかる圧が高いので、血管内圧も上昇し血流は促進されます。一方、低気圧では空気が薄く体にかかる圧も低いので、血管内圧は低下し血流は「ゆるやか」になります。

血流が「ゆるやか」になると、組織液の回収能力が低下し、いわゆる「むくみ」を生じます。

ちなみに、高圧酸素療法とは、酸素濃度を高めた高気圧下で起こる血流の促進効果を治療として用いるものです。

気圧と自律神経
人間や動物の身体は外環境の変化に対して、血液中の電解質や酸素、血圧や体温を一定に保つ機能を有しています。このような体内の調整を担っているのが自律神経であり、体内の血管圧の調整も自律神経が担っています。

そのため、天候の変化に伴う急激な気圧変化が起こると、自律神経に大きなストレスが加わります。そのため、一時的に自律神経が失調して、様々な体調不良を引き起こす場合があります。特に、気圧差のストレスで交感神経が刺激されると、筋肉のこりや痛みを強く感ていしまう場合があります。

気圧と内耳の関係
人間の体内には、気圧の変化を感じ取るセンサーがあり、その役割を内耳にある三半規管が担っているといわれています。ですから、三半規管が弱かったり、耳の疾患があるような人は、より気圧の影響を受けやすいといえます。

気象病の症状
片頭痛の誘発、頭重感
倦怠感、だるさ、眠気
やる気が出ない、集中力の欠如
不安感が強くなる
□耳鳴りの増加
めまい、ふらつき、動悸
胃腸の働きが悪くなる
手足のむくみがひどくなる
関節の痛み、肩こり、首の痛み
□手足のしびれ
ぜんそく、息苦しさ
□心臓病や脳卒中のリスク増加



気象病の対策法は、





● ミネラルを含んだ水分の補給をこまめにとる

● エアコンの温度は控えめに設定する

● 血行促進のため長めの入浴やストレッチを行う

● 軽い運動で汗をかく

● 皮膚の表面を濡らしたタオルでこまめにふき水分を蒸発しやすくする

などです。

お困りの方がいらっしゃいましたら試してみてくださいね。



 





 


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