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2020年02月25日

交通事故で整骨院に通院したときの慰謝料と治療費

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交通事故に遭った際、どうするか。選択肢は病院以外にもあります。そう、整骨院です。事故にあった際の負傷はもちろん、交通事故が原因によるむち打ち症、腰痛、倦怠感、不快感等も整骨院で改善することが可能です。その一方で、注意すべき点もおさえておかなければいけません。本記事では、交通事故で整骨院に通院したときのために知っておきたいことを解説します。それはずばりお金のこと。何も知らないと、治療費や慰謝料の請求がスムーズにいかないかもしれません。二重に痛い目を見る羽目になるのだけは避けたいですよね。とはいえ、しっかり手順を踏めば、そうした不安も杞憂です。整骨院に通院した場合のお金、つまりは治療費や慰謝料。このことについて、ご存知ない方はもちろん、漠然とした理解で固定観念を植え付けられている方もいるのではないでしょうか。そういうわけで、タイトル然り、交通事故で整骨院に通院したときの慰謝料と治療費について、相場をはじめ、算出方法、請求の流れ等々気を付けなければいけないこと、知っておきたいことをまとめてお伝えします。

目次

交通事故で整骨院に通うときに気を付けるポイント

まず、大前提。というよりここをまず知っておかなければいけません。ずばり、事前に医師の同意が必要です。交通事故の治療で整骨院に通う場合、施術は医療行為とは異なります。要するに医師に該当する資格を有する場とは別だと知っておく必要があります。一般的な広告で謳えるのは、整骨院では痛みなどの症状を和らげる施術はできるというものですよね。確かに病院で行う治療や検査は受けられません。それゆえ、交通事故では治療費と慰謝料を請求することが可能ですが、整骨院だとそれが難しいのではないか。そのように危惧する方もいらっしゃるでしょう。まさしく気を付けるポイントです。例えば骨折。病院ではレントゲンを撮ってもらえるので、症状を証明することができます。一方、整骨院ではこのような検査が行われません。
さて、どうしましょう。整骨院に通って、治療費や慰謝料を請求する方法、あるのでしょうか。
と、ここまであえて悲観的に綴ってきましたが、解決策はシンプルです。というより、はじめに答えがでています。
“事前に医師の同意が必要”。そう、整骨院に通って治療費や慰謝料を請求する場合は、まず病院で検査を受け、医師に認めてもらえばいいのです。厳密には医師から認められない、といった状態にならなければいいのです。交通事故による痛みをマッサージなどで緩和することも症状を改善する策の一つ。当然、医師がその必要性を認めれば治療費や慰謝料の請求ができます。そんな中、よりよい施術を受けるには自由診療を推奨します。金額負担においては自賠責保険における整骨院の施術の取扱いを確認しましょう。ちなみに支払基準では「免許を有する柔道整復師、あんま・マッサージ・指圧師、はり師、きゅう師の行う施術費用は、必要かつ妥当な実費とする」とされています。

整骨院で慰謝料や治療費を請求する際の流れ、算出方法

さて、ここからは整骨院で慰謝料や治療費を請求する具体的な流れをいくつか紹介します。

#整骨院で治療をする前に、医師の許可を得る
先ほども触れましたが、交通事故に遭った際は、まず整形外科などの病院へ行き、レントゲンなどの検査を受けることが大切です。検査結果は、医師に頼んで診断書に記録してもらいましょう。そして、整骨院に通院したい旨を相談し、その際に、他の医療機関などに患者を紹介する診療情報提供書を書いてもらえると、整骨院での治療を認めてもらったという証明になります。また、慰謝料を請求する際も、病院で医師の診察を受け整骨院の通院が承認されていれば、病院と同じように請求することができます。

#整骨院への通院による主な慰謝料の種類
3つご紹介。
まずは、入通院慰謝料。交通事故でケガをして病院に入院、通院したことによって発生する慰謝料のことです。
また、交通事故で後遺障害が残った場合、それゆえ発生する慰謝料を後遺障害慰謝料といいます。後遺障害の等級は1級から14級まであり、症状の重い1級から段々と下がり最も低いのが14級です。自賠責保険基準でも1,000万円以上の差が出てきます。ここでポイントなのは、保険会社は支払いを極力抑えたいと思っているところです。したがって大切なのは信頼できるパートナー、すなわち信頼に足る弁護士さんに相談すべきでしょう。
もう一つは死亡慰謝料。交通事故が原因で死亡した場合に本人や遺族に支払われるものです。

#自賠責基準での慰謝料の計算方法
整骨院に通院した場合の入通院慰謝料の計算方法は、基本的に病院同様です。日額を初診から治療終了までの期間で掛け算するか、実際の通院日数の2倍の数字と掛け算するか。このうち少ない方が該当します。

治療費や自賠責保険の相場はじめ慰謝料について

先の章に引き続き、整骨院での治療にかかる費用をより具体的に説明します。
損害賠償の対象となる請求できる治療費は、手技療法や電気療法、運動・ストレッチ、温熱療法などにかかるものです。先述した入通院慰謝料は、期間が長いほど金額が高くなります。日額計算する際の目安も知っておくといいでしょう。ずばり1日あたり4,200円が、自賠責保険の慰謝料の相場です。

例えば、交通事故後に整骨院に週2回・60日通院した場合の慰謝料は次のようになります。週2回なので(2ヶ月で)16回通院したとすると、16×4,200円×2で134,400円です。60×4,200円にはなりませんのでご注意を。後者は通院・入院期間での計算式。実質通った日数×2の方が少ないため、前者が適用されます。
後遺障害慰謝料は、すでにお伝えした通り最も重いのが1級となります。相場は、自賠責基準が1,100万円、弁護士基準(裁判基準)が2,800万円です。最も軽いとされる14級では、自賠責基準が32万円、弁護士基準(裁判基準)が110万円です。

死亡慰謝料は、家庭で被害者がどのような立場であったかによって違います。生計を一人で担っていれば金額は高くなりますし、それ以外は低くなる傾向があります。死亡慰謝料は自賠責基準では一定で、基礎収入額×(1-生活費控除率)×就労可能年数に対応するライプニッツ係数で計算されます。弁護士(裁判)基準での相場は、被害者が一家の支柱の場合2,800万円、母親・配偶者の場合2,500万円、その他は2,000万円~2,500万円となっています。

整骨院で治療費や慰謝料を請求するには、きちんとした手順を踏むことが大切

交通事故で整骨院に通院する場合に、慰謝料・治療費に関して気を付けること、すなわちきちんとした支払いを受けるためにすべきことは何か。結局は然るべき手順を踏むことだと思います。本記事の内容を踏まえ、整骨院のことへの理解をより深めていってもらえると幸いです。

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