BLOGブログ

2020年02月25日

交通事故治療には自賠責保険が正解!その理由は?

ブログ

交通事故で怪我をしたときには自賠責保険を使って支払いをするのが効果的なやり方です。なぜ自賠責保険を使うのが良いのでしょうか。利用するメリットや請求できる慰謝料などについて詳しく解説するので参考にして下さい。

目次

自賠責保険の仕組みを知ろう

まず最初に理解しておくと良いのが交通事故の被害に遭ってしまって怪我などを治療した場合に使える自賠責保険の仕組みです。自賠責保険は被保険者が保険会社に対して保険金を請求することができるもので、交通事故の被害者に損害賠償の支払いをしたときに請求する仕組みが原則になっています。加害者請求と呼ばれる方法で、加害者から損害賠償の支払いをしてもらうことになるのが特徴です。ただ、被保険者である加害者が支払いをしないという対応をしてしまうと被害者が救済されずに困ってしまうことは否めません。そのため、自賠責保険では被害者請求をすることも可能な仕組みになっています。

被害者請求は手間がかかるのは確かですが、加害者が支払いに応じないときでも保険会社から直接支払ってもらえます。困ったときに被害者請求が可能なのは自賠責保険を選ぶメリットです。

自賠責保険の支払い基準

自賠責保険では被害者に怪我を負わせたり死亡させたりしてしまったときに支払ってもらえるもので、基本的には対人補償です。対物補償はなく、加害者の怪我に対する補償もありません。また、過失割合によって支払い額が変わる仕組みになっていて、被害者の過失が100%の場合にも支払いはありません。自賠責保険の支払い額には限度額が定められていて怪我の場合には120万円を上限として治療費や慰謝料などを支払ってもらうことができます。後遺障害の場合には等級に応じた上限があり、75万円から4000万円です。死亡の場合には3000万円を上限として葬儀費なども含めた費用を支払ってもらえます。

過失割合が支払い額に影響するのは自賠責保険に限らず保険全般に共通することです。ただ、自賠責保険では被害者に過失があって減額を受けた場合にも、その減額の割合に制限が設けられています。これは自賠責保険は被害者の救済措置として最低限の補償をすることを目的としているからです。交通事故による怪我については7割以上の過失割合でない限りは減額されることはなく、7割以上の場合でも2割の減額で済む仕組みになっています。死亡や後遺障害の場合には7割以上8割未満で2割、8割以上9割未満で3割、9割以上10割未満で5割の減額です。それでもかなり減額される量が少なくて済むのは明らかでしょう。

通常、損害賠償額が100万円で過失割合が6割という場合には4割分の40万円が支払い額になるというのが基本です。しかし、自賠責保険を利用した場合には過失割合が6割でも減額はないため、100万円の支払いを受けることができます。もし過失割合が9割だったとしても80万円を支払ってもらえるのが原則です。7割以上の過失となるのは歩行者が赤信号を無視して渡ろうとしたり、車で一時停止をしなかったりしたような場合なので、基本的な交通ルールを守っている場合にはある程度の過失があっても減額を受けずに済むでしょう。このように過失割合が問題になりそうな場合には自賠責保険のメリットは大きいのです。

自賠責保険の慰謝料の計算方法

交通事故で治療をしたときの治療費や病院などに通うための交通費などについては実費を請求できます。加害者への損害賠償請求でよく問題になるのは実費では計算できないもので、慰謝料が大きな議論点になりがちです。自賠責保険を選んだ場合には明確な計算方法が定められているため、トラブルが起こりにくいのがメリットでしょう。自賠責保険における慰謝料は治療期間の全日数と実通院日数の二倍のうちで少ない方を基準にして計算する仕組みになっています。この計算方法で算出された日数について、1日あたり4200円と定められているのが自賠責保険の特徴です。

実際に具体的な計算をしてみると理解しやすくなります。交通事故で15日間の入院が必要になり、その後に70日間の通院で10回病院に行き、リハビリなどをしたと考えてみましょう。そして、この場合には治療期間は85日、実通院日数は入院日数の15日間に通院した10日間を足した25日なのでその二倍は50日となります。この場合には少ない方の実通院日数の二倍が適用になって50日分、すなわち21万円を慰謝料として支払ってもらえることになるのです。

一方、交通事故による怪我が原因で60日の入院をして、その後28日の通院、病院に行った回数は4回だという場合を考えてみましょう。この場合には治療期間は88日、実通院日数の二倍は128日になります。そのため、治療期間の方が適用されて慰謝料としてもらえるのは88日分の369600円になります。このように治療期間や入通院の日数が支払ってもらえる金額を決める重要な要素になるため、明確な記録を残すのが肝心です。

自賠責保険のメリットを最大限に生かそう

自賠責保険は車の所有者が必ず加入しているので、交通事故の被害に遭ってしまったときには確実に利用できます。被害者請求ができる、過失割合が大きいときでも減額されにくいなどのメリットもあることを考慮して上手に活用しましょう。

CONTACT

お問い合わせ

お電話から承ります

047-711-7174