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2020年02月25日

油断は禁物!交通事故による症状は7日~10日後にあらわれる!?

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交通事故の直後に病院へ行くのは鉄則ですが、受診しても身体に異常が見られないことがあります。しかし、油断してはいけません。症状はしばらく経ってからあらわれることが珍しくなく、またそれによって金銭的なデメリットもあるのです。ここでは、どんな症状があらわれるのか、デメリットとは何か、などについてお伝えしていきます。

目次

交通事故の後しばらく経ってからあらわれる症状とは?

交通事故の後すぐに病院へ行き「身体に異常は見られない」と言われたにもかかわらず、1週間後くらいになって腰痛や筋肉痛などに悩まされることは少なくありません。その場合、椎間板ヘルニアやむち打ち症が疑われるでしょう。椎間板ヘルニアとは、身体を支えている脊椎という骨の間でクッションの役割を担っている椎間板が変形し、組織の一部が本来ある位置から飛び出してしまうことです。この飛び出した組織が神経を圧迫するため、痺れや痛みなどの症状が起こります。

特に交通事故では「頚椎椎間板ヘルニア」や「腰椎椎間板ヘルニア」になりやすいです。頸椎椎間板ヘルニアは、後ろからの追突事故などにより首に強い圧力が加わることが主な原因であり、首に初期症状がでます。腰椎椎間板ヘルニアは、腰をひねるなどして腰の軟骨に圧力がかかることが原因の1つで、症状としては腰に痛みがでたり足に痺れがでたりします。このように、交通事故で首や腰に強い衝撃が加わると、しばらくしてから椎間板ヘルニアになる可能性が高いので注意しましょう。

むち打ち症については、追突事故で最も多くみられます。追突事故ではシートベルトにより身体が固定されていますが、首は事故の衝撃で身体と別方向に振られます。これによって首に大きな負担がかかり、むち打ち症になってしまうのです。主な症状は首の痛みや吐き気、めまいなどで、交通事故の数日後から1週間後に自覚症状がでるケースがあります。むち打ち症は放置していると症状が徐々に重くなるのが特徴です。日常生活を送るのが難しくなることもあるので、「むち打ちくらいなら病院へ行かなくてもいいや」と思い放置せず、必ず医師の診察を受けるようにしましょう。

事故直後に症状があらわれないと保険会社が治療費を支払わないケースがある!

交通事故の直後、一目で怪我をしていると判断できないときや病院へ行っても特に異常が見られなかったとき、負傷者がいなかったとして物損事故で処理されることがあります。そうなると、その後しばらく経ってから何らかの症状があらわれて通院したとしても、保険会社から治療費や通院費、入院費などの支払いを拒否される可能性が大きいです。また、後遺症が残ってしまったとしても、慰謝料すら出ないでしょう。なぜなら、交通事故から時間が経っているため、保険会社は症状と事故との因果関係があると判断できないからです。

さらに、物損事故は人身事故と比べて損害賠償額が少なく、その差は数百万円以上になることも珍しくありません。つまり、交通事故による症状があらわれるのが遅い場合、金銭的なデメリットがあるのです。

金銭的なデメリットを回避するための対策とは?

金銭的なデメリットを回避するための対策として、まずは症状が出たら病院へ行くようにしましょう。交通事故の治療費などを請求するためには、物損事故から人身事故に切り替えなければなりません。それには、事故により怪我を負ったことを客観的に証明する医師の診断書が必要です。また、通院したという証拠がないと示談をしたときに不利になってしまうこともあるでしょう。なお、診断書は法律上の証明書であり、医師しか発行することはできません。したがって、接骨院や整骨院ではなく、整形外科の診察を受けることが重要です。

診断書を発行してもらったら、交通事故の処理を担当していた警察署の交通課に連絡し、「物損事故から人身事故へ切り替えたい」ということを伝えましょう。その後、警察署へ行って診断書や運転免許証などの切り替えに必要な書類を提出します。警察署は書類を受け取ったら実況見分などの調査を行って人身事故であることを確認し、物損事故から人身事故へと切り替えてくれます。

ただし、診断書があれば必ず人身事故へ切り替わるとは限らないので注意が必要です。たとえば、交通事故から1カ月以上経過してから医師に診断書を作成してもらい提出した場合、警察は切り替えを拒否することがあります。もし切り替えができなかったときには、相手側の保険会社に「人身事故証明書入手不能理由書」を提出しましょう。これにより保険会社は人身事故として扱ってくれるので、慰謝料や治療費などを支払ってもらうことが可能になります。書式は保険会社に連絡すると取り寄せられる他、近年ではホームページからダウンロードすることもできるようになりました。この人身事故証明書入手不能理由書には「事故直後は痛みがなく、また病院へ行っても異常は見られなかったが、後日痛みを感じて改めて受診し、○○という診断を受けた」などと記入するとよいでしょう。

交通事故からしばらく経っていても身体に痛みを感じたらすぐに病院へ行こう!

交通事故の直後でなくても、医師の診断書があれば治療費や通院費などを支払ってもらえる可能性があり、それによって費用を気にせず治療に専念できるようになります。したがって、交通事故からしばらく時間が経っていても、身体に痛みを感じたらすぐに病院へ行きましょう。

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